前回の炭化焼成に引き続き今回は粉引きが中心です。
でもそれ以外に色々とついでに入れちゃいました。
粉引きは弱めの還元で焼成して最後に徐冷しております。
徐冷するとしっとりと仕上がってなどとよく言われるので、行なっておりますが徐冷する場合としない場合、同じ条件で比べる事が出来ないので正直わかりません。気分の問題かも。
先週の炭化と同じ煙道。奥までよく見えます。
こんな窯詰め。色々入っています。
今回の粉引き。もう少し還元かけても良かったかも。おとなしめの仕上がり。
おまけの香炉。グループ展用。
一輪挿し。今回はスッキリ目につくりました。
帯留めも何点かつくったけど、どうもイマイチ。
炭化の方がいい感じ。
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いつもながら先週末の焼成は炭化焼成です。7月のグループ展用と9月の個展DM用がメインテーマ。DM用は先日の焼成で底切れした白化粧の施した焼き締めがメインでした。
炭化は冷却還元という方法で私は行ないます。空気を絞るので炉内は赤黒い炎と黒い煙が充満します。これは煙突に抜ける所。
色見や空気穴を開けると赤い炎が吹き出します。
今回の窯だし。焼き締めも黒くしあがりました。
これでDM用の写真撮影ができます。
自分用試作の帯留め。今週の粉引きの窯にも入れちゃいます。
DMの写真。多分こんな感じ。
今週は粉引きの焼成。
問屋さん仕事を放って試作やらしていたら、あおりがきてしまいました。
またエンジンかけないと。
アレー ガス欠でした?????
今週はお客様の見本市用サンプルのみ焼成。
本当は大きい窯で一緒に焼きたかったのに、のんびりつくっていて間に合わなくなって、試験窯で焼成。効率悪いし火の回り安定しないので良くないのですが仕様がない。(絞り祭りなどに出かけるからか??)
窯出しの状況。少し焼き過ぎでテカテカしています。これでも大きい窯より30℃手前で止めたのだけど熱量がかかり易いので難しい。
サンプル品です。これが明日の夕食の糧になるか????
テストピースもちゃっかり入れております。発泡パート2(まだまだです)
着物の雑誌に「ちりめん山椒」の作り方が載っていました。実は大好物でこれはチャレンジするしかないと、御嵩町の週末野菜販売のおじいさまにお願いして山椒の実を採ってきて貰いました。でも実を小枝から外さないといけなくて、3時間くらい行なっても半分程度しか進みません。肩こってきたので明日再度チャレンジ。これじゃいつ出来るやら。
先日の日曜日に名古屋市南部の有松で開催された「有松絞りまつり」に行ってまいりました。
一応名目上はお世話になったお店もあるので、挨拶をかねて仕事5割見物5割のつもりで行ったのですが、結局仕事1割見物9割と言った感じ。
有松の街は旧東海道の宿場がそのまま残っているのですが、その街並の中で生産されているのが、400年の歴史がある「有松鳴海絞り」です。
布好きで最近着物にハマっている私としては一度はじっくりと絞りをみたくて(普段はほとんど人がいない街並なので、高級品のお店になかなかはいりずらい)工房の仕事をほっぽり出して出掛けてまいりました。
普段は入れない旧家のお店の奥にはとてもすばらしい仕事の作品が並んでおり、あらためて伝統工芸の力量に感じいりました。
でもお値段もそれなりで、みるだけ。しかし浴衣シーズンを目前と控えたこの時期にお祭りを行なうとは、なかなか商売上手。
山車飾り
こちらが有松絞り
絞りストリート
今回の購入品。有松絞りと源氏香図のハギレ3枚。
襦袢の半襟に使うつもりです。有松絞りのハギレは思ったより短かったので、つなげて片身代わり半襟(反則???)にする予定。
画像追加です。手持ちの源氏香図(ちなみに縮緬です)
何時もギリギリになってご案内で恐縮しておりますので、今回はすこし早めのご案内です。
7月2日(木)~5日(日)まで「色匂ふ 2009夏 第11回展覧会」が開催されます。
きれい・やさしい・おもしろい 陶・ガラス・木の素敵な作品(私以外の作品の事です)が展示されます。
場所は、世田谷の小田急経堂駅徒歩5分のギャラリカタカタ様です。
会期中はおいしいワインも用意されている様なので、お時間のある方ご高覧頂けましたら幸いです。
詳しくは、色匂ふさま
blogにてご紹介とのことです。
色匂ふ様サイトは
こちら。
何時もおまかせなので今回は、7月4日(土)に在廊の計画を立てております。
ロクロ成形した作品を削る際に使用する湿台(シッタ)をつくりました。今まで使っていたのは、瀬戸の訓練校時代の修了目前に工房用につくったシッタで中心がちゃんととれていないヨレヨレシッタ。でも作品もヨレヨレしているので、お互いうまく合わさってヨレがとれるのです。
(そんな訳ないか???)
まあ粘土巻いて使うのであまり気にせず使っております。ちなみに私のは素焼きシッタ。
このままで問題なかったのだけど、先日うっかりお皿用のシッタを落として割ってしまい代用品(洗面器なんか)でごまかしていたけど、使い勝手が悪いので今回お皿用をつくるついでにくたびれてきたシッタを更新する事にしました。
素焼きしたシッタ。左から鉢用/カップ用/お皿用
これは鉢用のシッタ。内側を使えば袋物も削れます。
古いシッタは結構欠けてきました。
先日の無釉焼き締めで、白化粧の作品が底切れしたので再度制作。
発泡も試験ピースといきなり本番を制作中。発泡酒が効きすぎたので、マティウスロゼの予定。